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ステンレス溶接鋼管は、幅広い産業分野の配管・プラントに多く用いられています。
ステンレスパイプ工業株式会社は、大径造管機とプレス機の双方を有しており、最大12ｍの長尺、小径～大径の製造が可能です。技術継承や設備の合理化・増強も推進しており、ご要望に応じた規格・寸法のステンレス溶接鋼管を製造いたします。
ステンレス溶接鋼管メーカーとして70年、豊富な実績とノウハウ・各種認可を保有
ステンレスパイプ工業は、ステンレス溶接鋼管の専門メーカーとして昭和29年の設立以来70年以上にわたり、様々な産業分野に納入し、製造実績を積み重ねてきました。水道用配管・ガス管をはじめ、石油化学・化学繊維・製紙・LNG関連の各種設備配管、熱交換器用配管、各種船級用配管まで、業種・用途は多岐にわたります。
ステンレス溶接鋼管は、用途目的ごとに耐食性や耐熱性、耐圧性など、異なる特性が要求されます。弊社では、長年の製造実績に基づく豊富な経験とノウハウを生かし、それらに最適の材質・形状のステンレス溶接鋼管を製造しています。
また、製造認可を要する、特殊用途用ステンレス溶接鋼管もお任せください。弊社は、関係官公庁、船級協会、検査協会より認可を受けています。
最大長さ12m、小径～大径のステンレス溶接鋼管に対応
ステンレス溶接鋼管はプラントや機械設備に多数使われており、特に長尺管・大径管が必要とされています。創業以来、市場ニーズに迅速に対応し、今日まで大径溶接鋼管製造設備を拡張してきたステンレスパイプ工業は、特に大径ステンレス溶接鋼管の製造を得意としています。
約7,300平方メートルの広さを持つ本社工場には、大規模製造に対応可能な自動造管機とプレス機を保有。最大長さ12m、小径～大径の長尺パイプの製造が可能です。また、大型プレス機を用いた板巻管は、最大外径3m、肉厚50mmまでの実績があります。
また、大型用1基、小型用2基の熱処理炉を保有し、鋼管の品質保持に欠かせない酸洗処理を行うための酸洗槽も備えています。これにより長さ12m、小径～大径のステンレス溶接鋼管を熱処理・酸洗することができます。
JIS規格、ガス事業法・電気事業法規格を満たす製品精度、ISO9001に準じた品質保証体制
ステンレスパイプ工業ではJIS規格、ガス事業法・電気事業法規格、ASTMなど、各国の規格に準拠する精度の高いステンレス溶接鋼管を製造しています。製品全般において検査員がJISや特別仕様に基づく試験検査を実施し、品質の確認と保証を行っています。
また、ISO9001（品質マネジメントシステム）の認証を取得し、厳密な工程管理と自社検査により、日々品質の向上に務めています。材料の受入検査から最終製品まで、全工程の作業を標準化するなど品質管理体制を整えています。
自動造管機と大型プレス機で多様な溶接鋼管を製造、鋼板・コイルの両素材に対応
ステンレス溶接鋼管は、用途や鋼種、鋼管の寸法に応じて様々な製造方法があります。その一つに溶接鋼管があります。これは、鋼板を管状にして継ぎ目を溶接する方法で、シームレス鋼管に比べて表面性状が良く、管厚の精度に優れていて、薄肉で製造できるなどの利点があります。
ステンレスパイプ工業は、自動造管機と大型プレス機を用いた「二極体制」で、あらゆるサイズ・鋼種の溶接鋼管に対応しています。
また素材も、鋼板とコイルいずれも製造可能ですのでご相談ください。
自らの危機管理意識でお客様の安心・安全を築く
ステンレス溶接鋼管が製造現場で積極的に用いられるのは、安全性を重視してのことです。鉄やアルミでは耐えられない荷重や負荷がある、腐食性の高い液体が扱われる、といった過酷な環境下でもステンレス溶接鋼管は耐え得るため、より高い安全性を求めて利用されているのです。
弊社が作っているのは産業現場の安全を守るもの。だからこそ、品質管理や性能維持に力を注いでいます。
また、製品の安心・安全への意識は自らの危機管理から生まれるという理念を全社で共有しており、工場内のリスクマネジメント活動に取り組んでいます。定期的な安全講習の受講や、危険予知・予防処置による職場環境の改善を積極的に行っています。